巫女体験@池尻稲荷神社

朝、池尻稲荷神社に中学生の元気な声が響く。

「本日一日よろしくお願いいたします。」多くの応募の中選ばれた4人の中学生が、巫女体験に神社につめていた。

 

自己紹介が終わると、1日のスケジュールが発表された。

巫女体験、それはまさに巫女インターンシップ。実際に巫女さんが行う1日のスケジュールの主だったところを実際に経験できるのだ。

 

 

朝は、神社をくまなく清掃奉仕するところから始まる。

「『掃う』と『祓う』は同じ、誇りを掃うことで日ごろの厄を祓うことにもなります。」という宮司さんの話を聞き、熱心に清掃奉仕に挑む学生。

 

午後からはいよいよ巫女の衣装に着替えて、大祓の祝詞を神前にてよみあげるという大役が控えている。

 

空き時間に熱心に、祝詞を唱え練習する中学生。

いよいよ本番。緊張した面持ちで本殿に入り、宮司さんに続いて祝詞をよみあげる。その声が本殿の中に響き、私も半年の身の穢れが剥がれ落ちるような感じもした。

 

 

参加者の中学生に話を聞いたところ、「巫女さんは、白と赤の装束のイメージしかなかったけれど、こんなに仕事がたくさんあるとは知らなかった。親戚に巫女さんがいて、興味をもったが、見ているのと、実際やってみるのとでは、全然違うと感じた。」

とか、「技芸上達の神様で、沢山の女優や俳優さんがお忍びでお参りにくると聞いた。実際に巫女体験者から宝塚デビューした学生もいると聞いて驚いた」など、素直な感想が印象的だった。 

 実際に、神社に掲げられた七夕のたんざくには、技芸上達の願い事も多いといいます。

 

神社は仏教などと違って経典がない。

神社がある地場の神話や文化に根差した信仰なので、日本に約8万社ある神社には、8万通りの信仰があるといっても過言ではない。

2000年以上の歴史ある日本での文化を保存する重要な要として、地域に愛され、地域の教育者としての役割を果たしている神社。

 

 

知れば知るほど奥深いと思うのは私だけでしょうか。